財務顧問とは
財務顧問とは、継続的に自社の数字を一緒に見て、経営判断の材料をそろえる外部の専門家です。 単発の分析やレポート提出で終わるのではなく、月1回の定例を通じて 「計画どおりに進んでいるか」「資金は足りるか」「次に何を決めるべきか」を確認し続けます。
中小企業では、財務を専任で見る人材を置けないのが実情です。 経理担当はいても、それは記帳と支払いの担当であって、 数字をもとに打ち手を考える役割ではありません。結果として社長がひとりで抱え込みます。 株式会社ザイプラが担うのは、まさにその空席の部分です。
毎月の顧問で行うこと
月1回90分の定例。話す内容は毎回この4つが軸になります。
予実管理のレビュー
立てた計画に対して、実績がどうだったか。差が出た科目はどれで、原因は一過性か構造的か。翌月に何を変えるか。ここまでを毎月の定例で確認します。計画を立てて終わりにしないための仕組みです。
経営数字の読み合わせ
試算表を一緒に開いて、社長が意思決定に使える形に翻訳します。「粗利が落ちた」ではなく「どの取引先のどの商品で、いくら落ちたか」まで分解する。数字が読めるようになると、判断が速くなります。
経営判断の壁打ち
設備を買うべきか、人を採るべきか、この取引を受けるべきか。社内に財務の相談相手がいない経営者にとって、数字を分かったうえで一緒に考える相手がいることの価値は大きいと考えています。
資金繰りと銀行対応
資金繰り表を毎月更新し、数か月先の資金残高を先に見ます。調達が必要なら事業計画を用意し、金融機関との面談には必要に応じて同席します。
こんなご相談をいただきます
- 計画は立てているが、実績と比べる習慣がない
- 試算表は毎月もらうが、どこを見ればいいか分からない
- 設備投資や採用の判断を、勘に頼っている自覚がある
- 銀行から追加の資料を求められたが、何を出せばいいか分からない
- 税理士には税金の話しか相談できていない
- 社内に財務が分かる人がおらず、社長がひとりで抱えている
ひとつでも当てはまるなら、まずは現状の数字を一緒に整理するところから始められます。
顧問税理士との違い
よくいただく質問です。結論から言うと役割が違うので、併用が前提です。 どちらかを置き換えるものではありません。
| 顧問税理士 | 財務顧問 | |
|---|---|---|
| 扱う数字 | 確定した過去の数字(申告・記帳) | これから先の数字(予実・資金繰り・計画) |
| 関わる頻度 | 決算期・申告期が中心 | 月1回の定例で継続的に |
| 銀行対応 | 決算書の作成まで | 事業計画の作成、面談同席、交渉方針まで |
| 併用 | — | 顧問税理士とは併用が前提。連携して進めます |
外部CFO・社外CFOとの違い
近年よく聞くようになった「外部CFO」「社外CFO」とも比較されます。 こちらは関与の重さと費用感が違うと考えていただくのが分かりやすいはずです。
| 外部CFO・社外CFO | 財務顧問(当社) | |
|---|---|---|
| 関与の重さ | 週数日〜常駐に近い関与も | 月1回90分の定例が基本 |
| 役割 | 実務の執行まで担うことがある | 判断材料をそろえ、伴走する |
| 費用感 | 月数十万円〜が一般的 | 月額10万円(税別) |
| 向く会社 | 資金調達や上場準備など重い課題がある会社 | まず数字を整えたい、相談相手が欲しい会社 |
資金調達や上場準備のように重い課題を抱えているなら外部CFO、 まずは数字を整えて判断の精度を上げたいなら財務顧問。そう考えていただければと思います。
費用
標準の顧問契約は月額10万円(税別・月1回90分面談・年間契約)、 入会金5万円(税別)です。財務コンサルティング・管理会計・事業承継・経営者サポートまでが含まれます。
財務分析(10万円)や事業計画書作成(30万円)といった、 顧問契約なしのスポット依頼も承っています。 まず財務分析だけご依頼いただき、その結果を見てから継続を判断される方も多くいらっしゃいます。
料金表の詳細を見る →顧問開始までの流れ
- STEP 1
初回相談(無料)
現状の課題をお聞きします。決算書をお持ちいただければ、その場で気になる点をお伝えします。オンライン可。
- STEP 2
現状の財務診断
決算書・試算表から収益性・安全性・資金繰りを分析し、優先すべき課題を整理してご報告します。
- STEP 3
顧問内容のご提案
毎月どこを見て、何を決めていくか。支援範囲・期間・費用をご提示します。ここで終了されても構いません。
- STEP 4
月次顧問の開始
月1回90分の定例で、予実・資金繰り・意思決定の材料を確認します。銀行交渉には必要に応じて同席します。
よくあるご質問
財務顧問と顧問税理士は何が違うのですか?
顧問税理士は税務申告と記帳を通じて「確定した過去の数字」を扱う専門家です。財務顧問は「これから先の数字」を扱い、予実管理、資金繰りの予測、銀行交渉、経営判断の材料づくりを担当します。役割が異なるため併用が前提で、当社も顧問税理士の方と連携しながら進めます。
外部CFO・社外CFOとの違いは?
外部CFOは週数日の関与や実務の執行まで担うことが多く、費用も月数十万円規模になるのが一般的です。財務顧問は月1回90分の定例を基本に、判断材料をそろえて伴走する形です。まず数字を整えたい、相談相手が欲しいという段階であれば財務顧問から始めるのが現実的だと考えています。
毎月の面談では具体的に何をしますか?
予実管理のレビュー(計画と実績の差の原因分析)、試算表の読み合わせ、経営判断の壁打ち、資金繰り表の更新が中心です。決算前には税理士と連携した対策の確認、資金調達が必要な局面では事業計画の作成と金融機関対応を行います。
費用はいくらですか?料金表はありますか?
標準の顧問契約は月額10万円(税別・月1回90分面談・年間契約)、入会金5万円(税別)です。料金は公開しており、料金ページでスポットメニューを含めてご確認いただけます。財務分析(10万円)など、顧問契約なしの単発依頼も承っています。
継続支援が前提ですか?単発でも頼めますか?
単発でもお受けしています。財務分析や事業計画書の作成はスポットでのご依頼が可能です。まず財務分析だけご依頼いただき、その結果を見てから継続支援を判断される方も多くいらっしゃいます。
小さい会社でも顧問をお願いできますか?
はい。むしろ財務の専任者を置けない規模の会社ほど、外部の相談相手を持つ意味が大きいと考えています。売上規模で線引きはしていませんので、まずは現状をお聞かせください。