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東京に土地を持っている会社が財務コンサルタントを利用する3つのメリット

東京は全国でも不動産価値が高く、土地を保有していること自体が大きな強みです。一方で、中小企業にとって「土地=経営の安定」とは限らず、資金繰りや金融機関対応で課題を抱えるケースも少なくありません。そこで役立つのが財務コンサルタント。土地という資産を「眠った財産」から「経営を支える力」へ変える3つのメリットを、具体例とともに解説します。

1. 土地を活用した資金調達の最適化

土地を担保にした資金調達は、中小企業にとって大きな選択肢です。ただし「どの金融機関に、どの条件で、どのストラクチャーを用いるか」で結果は大きく変わります。財務コンサルタントは、複数の銀行・信金・ノンバンクの方針や審査観点を把握し、企業の事業計画やキャッシュフローに合わせて最適な調達ルートを設計します。

  • 不動産担保融資/プロパー融資の使い分け
  • リファイナンス(借換)での金利・返済期間の最適化
  • リースバック・サブリース等によるキャッシュ創出
  • 返済原資と投資回収を踏まえた返済条件の調整

具体例

東京23区内に土地を持つ製造業A社は、主取引銀行から「担保価値は十分だが融資枠は3,000万円まで」と提示されていました。財務コンサルタントが評価手法の違いを踏まえて複数行に打診し、土地の収益還元法による補足評価と事業計画の補足資料を提示。結果、別銀行で5,000万円の融資枠と、据置期間付きの返済条件を獲得しました。これにより新設備投資が前倒しで実行でき、売上と粗利率の改善につながりました。

ポイント:土地の“価値の見せ方”と金融機関の選定・交渉の精度が、資金ショート回避だけでなく、成長投資のスピードにも直結します。

2. 正しい担保評価で経営者の個人保証を外せる可能性がある

土地を保有していても、担保評価が保守的に算定されると、経営者個人の保証が求められることがあります。個人保証は、経営判断の自由度や心理的負担に影響を与えるため、中小企業にとって大きな課題です。財務コンサルタントは、担保価値の根拠を補強しつつ、返済原資の妥当性・代替担保・コベナンツ設計などを組み合わせて、個人保証の見直し交渉を支援します。

  • 第三者評価や用途地域・建ぺい率・容積率等の前提整理で担保評価を補強
  • 複数金融機関の条件比較を提示し交渉材料を可視化
  • 返済能力を裏づける資金繰りシミュレーションとコベナンツの設計

具体例

不動産管理業B社は、社長個人保証を条件に運転資金を借入していました。財務コンサルタントは、保有地の第三者評価書を取得し、賃料相場・空室リスク・修繕計画を織り込んだCF資料を作成。並行して複数行から条件表を取り寄せ、担保の充実と返済条件の見直しを提案しました。結果、主力行との再契約で個人保証が解除(限定保証へ移行)され、経営者のリスクが大幅に軽減。新規案件に踏み切る意思決定が容易になりました。

ポイント:担保評価の根拠整備と交渉設計をセットで行うことで、個人保証の解除・軽減の可能性が高まります(各行の方針や案件特性により取り扱いは異なります)。

3. 税務・資産管理の専門的なアドバイスが受けられる

土地は強力な資産である一方、固定資産税・維持管理費・含み益課税・将来の相続・事業承継といった論点が伴います。財務コンサルタントは、税理士や不動産の専門家と連携し、保有・賃貸・売却・等価交換など複数シナリオを定量比較。税負担・キャッシュフロー・事業計画への影響を見える化し、最適な資産戦略を提示します。

  • 保有・賃貸・一部売却の収支比較と資金繰りインパクトの試算
  • 固定資産税・修繕費・減価償却の最適化と費用化の計画
  • 事業承継・相続を見据えた持株構成・資産分散の検討

具体例

物流業C社は、郊外に遊休地を保有しており、固定資産税のみが発生していました。財務コンサルタントが潜在需要を踏まえた賃料査定と売却査定を同時に取得し、賃貸(一部)+売却(残余)のハイブリッド案を提示。結果、年間数百万円の固定費削減と新規賃料収入を創出し、余剰資金は基幹システム刷新と人材採用に再投資。将来の事業承継に向けた資産整理と税務対策も並行して進められました。

ポイント:税務と資金繰り、事業戦略を一体で設計することで、土地を「収益に貢献する資産」へと転換できます。

まとめ

東京に土地を持つ中小企業が財務コンサルタントを活用するメリットは、 ①資金調達の最適化②正しい担保評価による個人保証リスクの軽減③税務・資産管理の専門支援 に集約されます。土地の“価値の見せ方”と“お金の流れの設計”を高度化することで、資金繰りの安定と成長投資の両立が可能になります。

自社の状況に合わせた最適解は企業ごとに異なります。まずは現状の資金繰り表・保有資産・借入条件を棚卸しし、複数シナリオの数字を比較するところから始めましょう。

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